有村架純(29)中村倫也(35)が1日、横浜・緑山スタジオで、ダブル主演するTBS系連続ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(8日スタート、金曜午後10時)の制作会見に出席した。

同作は、司法試験に4度落ちた東大卒のパラリーガル・石子(有村)と、1度で司法試験に合格した高卒弁護士・羽男(中村)のコンビが珍トラブルに挑む物語。

有村は「仕事系ドラマ」には初挑戦だという。「(台本の)読み込み方にすごく苦戦していて。(中村と)一緒に撮影しているとすごく学びがあって有意義な時間をすごしている」と“相棒”を絶賛した。

中村から、現場で台本チェックに余念がないことを明かされた有村は「現場ですんなって話ですよね」と照れながら「やらないとついていけないからやっているだけですね」と謙遜。「その日から1週間をチェックしています。朝ドラの時に、月曜日にリハーサルで1週間分だった。意外とどの作品にも活用できるなってことに気がついて、1週間分覚えていれば、次の分量覚えられて、少しだけ余裕ができる」と、NHK連続テレビ小説の出演を通して体得した「架純流」のセリフ覚え方法を説明した。撮影順がドラマの時間軸とずれることもあるため、台本にメモをして演技に統一感をもたすなどの工夫もしているという。

その上で「羽男さんと石子がどう掛け合いをして、それぞれのコンプレックスとどう向きあって、いろんな出会う人に影響を受けながら、成長を遂げる物語。どうなるのかなと日々楽しみに奮闘しています」と語った。

赤楚衛二、おいでやす小田、さだまさしも出席した。