「週刊文春」がダウンタウン松本人志(60)の一般女性への性的行為強要疑惑を報道し、松本が裁判に注力するため活動休止を発表したことをめぐり、11日のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は、今後の訴訟の展開などについて、コメンテーターらが議論をかわした。

番組では、これまでの経緯を振り返った上で、吉本興業側が法的措置を検討していることを発表していることを受け、訴訟の行方などについて出演者がそれぞれコメントした。

MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一は、訴訟になった場合の争点について、弁護士の結城東輝氏に質問。結城氏は「(報道内容が)真実だったのかどうか、週刊文春さんが真実と考えるほどの資料や証拠があったのかということの立証性が、論点になってくると思う」と指摘。

「松本さんが民事訴訟で損害賠償請求などをしていく中で、名誉毀損(きそん)に当たるのかが民事訴訟の中で争われていくのが、恐らく典型例。今後、恐らく1年、2年、3年くらいかかっていく裁判で、この報道の真実性が論点になってくる。3年かかる可能性は十分ある」と裁判となった場合の長期化に言及。「いろんな方々の証言が取り上げられており、1つ1つ検証していかないといけないし、裁判所もかなり慎重に対応していくと思うので、相当な時間がかかると思う」とも述べた。

これに対し、羽鳥は「閉鎖的なところでの出来事と思うので、文春側が(被害者側の主張を)真実と証明するのは、すごく難しいと思う」と述べ、結城氏の見解を問うた。これに対し、結城氏は「恐らく彼ら(文春)も相当な経験があると思う。ここまで資料を集めれば報じる価値がある、我々は違法性を問われる必要がないというところまでの証拠を集めていることも、事実かなとも感じる」と述べ「そうしない限り、違法性を否定できない。週刊誌として、最低限のものはやっていると感じる」と、口にした。

松本をめぐっては、昨年12月27日発売の「週刊文春」が15年の一般女性への性的行為強要疑惑を報じたが、所属吉本興業は同日、報道を完全否定し、法的措置を検討していくなどとしていた。今月8日には吉本が松本の活動休止を発表。松本から「まずはさまざまな記事と対峙して、裁判に注力したい」旨の申入れがあり、「当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示された」と説明している。