日本テレビは22日、都内の同局で定例会見を行い、公開中のアニメ映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」(永岡智佳監督)が12日からの公開10日間で興行収入(興収)が65億円を突破したことを明かした。

澤桂一執行役員は「驚異的な数字」と語り「全てで最高の数字となった昨年の作品比110%で推移しております」と期待を込めた。

今年は原作漫画の連載開始から30周年の節目。今回の劇場版ではこれまでのシリーズ27作の歴史の中で、初めて一般試写を開かなかった。コナンらに加え、人気キャラクターの怪盗キッド、服部平次らの登場も後押しし、12日の初日だけで興収9億6000万円、観客動員63万人を記録。

シリーズ26作で初の興収100億を突破(138億8000万円)した23年「-黒鉄の魚影」との対比で112%という驚異的なスタートを切っていた。