読売テレビ高岡達之特別解説委員が13日、日本テレビ系「サタデーLIVEニュースジグザグ」(土曜午前11時55分)に出演。中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射と高市早苗首相の台湾有事発言の関連について「一線を引いてみるべき」と私見を述べた。
高岡氏はレーダー照射問題について「高市発言と全く関連がないとまで断言はできないと思いますが」としつつ、「大前提としてこれは軍事作戦、そういう行動と外交的な対立は根本的に担当している役所もやり方も違う」と説明。高市首相の台湾有事答弁後、外交当局である中国薛剣(せつけん)駐大阪総領事の「首を斬ってやる」発言が問題化したことを「言葉の戦争をやる」とした一方、「防衛当局の発表は本当に手の内をギリギリでさらさない。逆に『今回初めて言いました』ってやりとりがある」と外交と軍事の面での対応の違いを語った。
レーダー照射問題についても、中国外務省が「訓練時の探索レーダー作動は一般的な行為」と説明したことについて「『レーダー使った』って自分で言ってるんです。こういうのは通常の軍隊対軍隊では言わないんです」と外務省ならではの発言と指摘した。
日本側は中国軍機によるレーダー照射を今回初めて公表したとしており、その背景については「今までもやられていた可能性はある。日本側が危険を感じたとは、日本はひと言も言っていない。でも中国側は神経質にひと言ひと言を見ている。こちら側が危険だと判断する周波数、当て方であったと」。つまり「データを日本に持たれているということ」と語った。
高岡氏は「だから私は軍当局同士のやりとりと、外交の高市総理の発言をめぐることとは一線を引いてみるべきだと思う」と私見を述べた。



