14日に行われたヤングジョッキーズシリーズのファイナルラウンド川崎は3戦すべてをJRA所属騎手が制した。トップに立ったのは第1戦4着、第2戦1着で42ポイントを獲得した永野猛蔵騎手(21)。川崎での騎乗は昨年や今年のトライアルラウンドだけでなく、条件交流などでも経験があり、その差が出たのかもしれない。第1戦は2番手追走から3角先頭で7番人気のデイドリーミンを4着に粘らせ、第2戦は2周目の3角で並ばれながらもコンピエーニュを逃げ切り勝ちに導いた。

一方、2位の田口貫太騎手(20)は第1戦が初めての川崎。圧倒的な1番人気に支持されていたウルトラヨウコの騎乗に「ちょっと緊張した」と言うが、やや出負け気味のスタートながら1角までに3番手を確保する冷静な騎乗で5馬身差の圧勝に導いた。これには見届けた同馬の吉橋英隆オーナーも「さすがは中央で30勝以上もしているだけありますね」と笑顔。第3戦は6番人気のエレウテリアで9番手から6着まで追い上げ、38ポイントを獲得した。

第3戦を制した秋山稔樹騎手(22)は第1戦が10着で31ポイントにとどまったが、それでも2位との差は7ポイント。僅差で続く4位以下の地方勢の巻き返しはあるか。今日16日のファイナルラウンド中山も楽しみだ。【牛山基康】