骨折を克服してデビュー5連勝を飾った川崎のベアバッキューン(牡3、鈴木義)。秋の目標を10月13日盛岡の南部杯(Jpn1、ダート1600メートル)に定めたが、過去に南部杯には何頭の3歳馬が出走していたのか。思わず調べてみた。

88年の創設から94年までの7年は地方の北日本交流で行われ、その間に2頭が出走。95年から中央交流となり、地方も全国から参戦できるようになってからは中央馬5頭、地方馬3頭が出走した(東日本大震災により東京で開催された11年を含む)。勝ち馬は1頭。18年のルヴァンスレーヴだけ。古馬の壁は厚いということか。だが、2番人気で制した同馬は前年の全日本2歳優駿の覇者。同年にはジャパンダートダービーも制覇。ほかの9頭に比べて圧倒的に実績上位だった。

それで気になったのは南部杯に出走した全日本2歳優駿の覇者の成績。出走は7頭で、ルヴァンスレーヴのほかにアグネスデジタルとユートピアが制覇。3歳ではなかったものの、のちに秋のダートマイルチャンピオンの座に就いていた。

無事なら全日本2歳優駿を制していたかもしれない逸材の挑戦。ぜひとも実現を期待したい。【牛山基康】