昨年の全国リーディングは大井の笹川翼騎手(31=米田)が獲得した。

キャリアハイの350勝を挙げ、デビュー13年目にして初の戴冠。「めちゃくちゃ働きました」の言葉通り、騎乗数は1628戦を数えた。これは愛知の塚本征吾騎手の1692戦に次いで全国2位。1日の最大騎乗数が南関東より多い東海の騎手にはかなわなかったが、南関東に限れば川崎の野畑凌騎手の1576戦を抑えて1位。まさに“働いて働いて働いて働いて働いて”手にした称号と言えそうだ。

大井所属騎手が全国リーディングを獲得したのは、74年以降(地方競馬全国協会が記録をコンピューター管理しているのが73年4月以降のため)では02~03年の的場文男騎手、04~07年の内田博幸騎手、08~09、11~12年の戸崎圭太騎手に次いで4人目。13年ぶりにタイトル奪還となった。

一昨年の笹川騎手は269勝。海外遠征などもあり前年の314勝より45勝も落としたが、昨年は一気に81勝を積み増した。一昨年は船橋の森泰斗騎手が11月いっぱいで引退しながらも295勝を挙げて全国リーディング。その勝利数が誰にいくかも焦点だったが、2割7分ほどを笹川騎手が獲得した。【牛山基康】