週明けの20日(火曜)から24日(土曜)まで英国王室主催のロイヤルアスコット開催が、アスコット競馬場を舞台に行われます。開催中に行われる重賞は19。そのうちG1は以下の8つ。英国ダービーで、その姿を見ることがかなわなかったチャールズ国王の姿が、ここで見られるはずです。

エリザベス女王が残した馬遺産を引き継いだチャールズ国王が、カミラ王妃と共有するサークルオブファイア(牡3、父アルマンゾル)は開催4日目のG2キングエドワード7世S(芝2400メートル)に2番人気で出走。この他にもご夫妻で馬主になっている4頭が、開催中の各レースに登録を済ませていて、新国王がロイヤルアスコット開催で勝利を挙げるシーンが見られるかも知れません。

これが最後の参戦となるランフランコ・デットーリ騎手も引っ張りだこの人気。開催初日のG1クイーンアンS(芝直線1600メートル)では人気を集めるインスパイラル(牝4、父フランケル)に騎乗予定、これ以外にも英2000ギニーの勝ち馬でG1セントジェームズパレスS(芝1600メートル)に駒を進める予定のシャルディーン(牡3、父フランケル)など有力馬への騎乗が決まっていて、開催最多勝も十分に狙えそうです。

<ロイヤルアスコット・G1レースの日程=6月20~24日>

20日(火)

クイーンアンS(4歳以上、芝直線1600メートル)

キングズスタンドS(3歳以上、芝直線1000メートル)

セントジェームズパレスS(3歳牡馬、芝1600メートル)

21日(水)

プリンスオブウェールズS(4歳以上、芝2000メートル)

22日(木)

ゴールドC(4歳以上、芝4000メートル)

23日(金)

コモンウェルスC(3歳、芝直線1200メートル)

コロネーションS(3歳牝馬、芝1600メートル)

24日(土)

クイーンエリザベス2世ジュビリーS(4歳以上、芝直線1200メートル)

開催2日目の21日(水曜)には、この開催の目玉となりそうなG1プリンスオブウェールズS(芝2000メートル)が行われます。昨年の英ダービー馬デザートクラウンこそ故障によって回避となりましたが、5月のG1タタソールズゴールドCを制したルクセンブルク(牡4、父キャメロット)、一昨年の英ダービー馬で、今年初戦のG3ゴードンリチャーズSを制して復活ののろしを上げたアダイヤー(牡5、父フランケル)、それに昨年の2着馬で、G1英チャンピオンSに優勝したベイブリッジ(牡5、父ニューベイ)などビッグネームが並んで豪華絢爛(けんらん)。古馬中距離路線のベストメンバーがそろいます。

3日目の22日(木曜)の目玉は、上半期の長距離王を決めるG1ゴールドカップ(芝4000メートル)。残念ながら、昨年のチャンピオンステイヤーに輝いたキプリオスの姿は見られませんが、次のエースを争う有力候補がそろいました。最終日に行われるG2ハードウィックS(芝2400メートル)との両にらみですが、松島正昭氏がクールモアと共有するブルーム(牡7、父ガリレオ)の競馬ぶりにも注目です。

4日日の23日(金曜)には、3歳牝馬のNO・1を決めるコロネーションS(芝1600メートル)が行われます。G1英1000ギニー(2着)では不覚を取ったものの、シーズン2戦目となったG1愛1000ギニーで巻き返し、3歳牝馬NO・1をアピールしたタヒーラ(牝3、父シユーニ)が出走。英1000ギニーで先着を許したマウジュ(牝3、父イクシードアンドエクセル)とのリマッチに臨みます。(ターフライター奥野庸介)

※成績などは2023年6月15日現在

今年の英ダービーデー&オークスデーのレープロです
今年の英ダービーデー&オークスデーのレープロです