馬券発売されるBCクラシック(ダート2000メートル)、BCターフ(芝2400メートル)、BCマイル(芝1600メートル)、BCフィリー&メアターフ(芝2000メートル)の見どころを駆け足で紹介します。
【4R・BCフィリー&メアターフ】
A・オブライエン厩舎、R・ムーア騎手のコンビによるウォームハートが中心になります。凱旋門賞に目もくれず良馬場を求めて渡米。8月のG1ヨークシャーオークスと9月のヴェルメイユ賞を連勝中と勢いがあり、決め手はピカイチです。逃げるのは米国代表のインイタリアン。絶好の最内枠を引いて力は出し切れるでしょう。デットーリ騎手で人気を背負うインスパイラルはマイル向きで、この距離が鍵になります。混戦になればウインマリリンも侮れません。
【6R・BCマイル】
ここを目標に仕上げた◎ソングラインのレースぶりに注目です。頭数がそろってペースが速くなりそうなのも好都合、一気に突き抜けるシーンが目に浮かびます。逃げるのはウインカーネリアンか、ゴドルフィンの3歳馬モージのどちらか。2月のフェブラリーSに参戦した二刀流のシャールズスパイトも出走します。
【8R・BCターフ】
オーギュストロダンが引退の花道レースに臨みます。前走の愛チャンピオンSは古馬をねじ伏せる強い内容。英ダービー馬の貫禄を見せてくれるでしょう。2週前の英チャンピオンSを制して、まだ余力を残すキングオブスティールが対抗。前走後、馬を緩めず状態はいい意味で平行線です。デットーリ騎手が直線勝負にかけるでしょう。復活をかけて臨むシャフリヤールが台風の目になりそうです。昨年のドバイシーマクラシックで倒した顔ぶれ、ユビアー、パイルドライヴァー、フクム…を思うとここで激走して不思議ありません。
【9R・BCクラシック】
直前になって大本命のアルカンジェロが回避。急転、混戦模様となりました。12頭中10頭を占める米国馬の国内レーティングは4歳ホワイトアバリオ(120・4)、3歳アレイビアンナイト(119・0)、4歳ブライトフューチャー(116・0)の順。フライトラインを筆頭に好メンバーがそろった昨年よりだいぶ落ちるメンバー構成になっています。日本テレビ盃をたたいて予定通りの挑戦となるウシュバテソーロに期待して良さそうです。この顔ぶれなら十分に勝ち負けになるでしょう。同型馬をさばいて逃げるのは地元3歳代表となるアレイビアンナイト。ケンタッキーダービー6着のデルマソトガケもダークホースの資格があります。
(ターフライター奥野庸介)
※競走成績などは2023年11月3日現在



