米国3冠戦線は4日のG1ケンタッキーダービーに続き、今週末の現地18日(土)には2冠目となるプリークネスS(G1、ダート1900メートル、ピムリコ)が行われます。
第149回目のプリークネスSの出走馬と枠順は現地13日(月)に発表されていて、下馬評はケンタッキーダービー馬のミスティックダン(牡、父ゴールデンセンツ)と3月のG1アーカンソーダービー(ダート1800メートル、オークローンパーク)でミスティックダン(3着)に6馬身4分の1差をつけて完勝したムース(牡、父グッドマジック)の一騎打ちムードとなっています。
21年のケンタッキーダービー(メディーナスピリットが1位入線から失格)で発覚した禁止薬物使用のペナルティー期間の延長で今年もケンタッキーダービーに出られなかったボブ・バファート調教師は厩舎の大将格で、ここまで2つのG1勝ちを含む重賞3勝(6戦4勝、2着2回)のムースと、G1サンタアニタダービー2着のイマジネーション(牡、父イントゥミスチーフ)の2頭出し。内ぴったりを通ったヘルナンデスJr.騎手のファインプレーで、3着まで鼻+鼻差の接戦を制したミスティックダンのマクピーク調教師はダービー直後は回避をほのめかしていましたが、それを撤回して2冠取りに臨みます。ケンタッキーダービーでミスティックダンの真後ろで競馬を進め、4着に健闘したキャッチングフリーダム(牡、父コンスティチューション)の巻き返し、それにダービーデーに行われたG2パットデイマイルS(ダート1600メートル)を中団から差し切って、勢いをつけてチャレンジするシーズザグレイ(牡、父アロゲート)までが争覇圏とみられています。
24年と25年はベルモントパーク競馬場のダート2400メートルを舞台に行われる3冠最後のG1ベルモントSが、競馬場の改修工事のため開催地をサラトガ競馬場に変更、距離も2000メートルに短縮されます。距離克服のハードルが低くなっているだけに、ここを勝った馬が、ベルモントSでも有力候補になりそうです。
【プリークネスS】(G1、ダート1900メートル、ピムリコ)
枠番(馬番)馬名 騎手 調教師 予想オッズ
1(1)ムガトゥ J・ブラーヴォ J・エングラー 21倍
2(2)アンクルヘビー I・オルティスJr. R・リードJr. 21倍
▲3(3)キャッチングフリーダム F・プラ B・コックス 7倍
◎4(4)ムース J・ヘルナンデス B・バファート2・6倍
○5(5)ミスティックダン B・ヘルナンデスJr. K・マクピーク 3・5倍
☆6(6)シーズザグレイ J・トーレス D・ルーカス 16倍
7(7)ジャストスティール J・ロザリオ D・ルーカス 16倍
8(8)タスカンゴールド T・ガファリオン C・ブラウン 9倍
△9(9)イマジネーションL・デットーリ B・バファート 7倍
(ターフライター奥野庸介)
※競走成績などは2024年5月17日現在



