【金子真仁の獅子担日記21】「このアオフェスのユニホームって…」隅田に質問された

8月です。2カ月後にはほぼ、26年シーズンの結果が出ています。担当記者としても「長いオフは嫌だ」が本音です。強烈なソフトバンクに何とか牙で食らいつくような粘りの戦いを―。月3回の獅子担日記、8月の前編です。

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■8月1日(土)

前日のナイターが長くなり、自宅までの終電に間に合わなかった。運良く所沢駅近くのホテルに空室があって試合中に急いで予約したものの、沿線全て満室の可能性もあるわけで、けっこうリスキーな生活をしているなと思わされる。

宿泊した分は翌日の動きに生かさねば。2軍のカーミニークフィールドからスタートする。暑い。「暑い」と思っていなくても「暑い」と口にしてしまうのはO型の口癖だと思っているが「はいはい、そんなの言い訳だ」と球団関係者に一刀両断された。

暑い。口癖ではなく暑い。ふと2軍球場の裏手にナゾの冷蔵庫らしきものを見つける。球団スポンサーの「株式会社ヨコオデイリーフーズ」から提供された人型冷蔵庫、その名も「ど冷えもん」とのことだ。

入ってみる。あぁ、涼しい。頭はもちろん、背中と尻を冷やされるのがいい。クセになる。2度、3度。ダメだ。クセになっちゃダメだ。自分に厳しく。

でも面白いので記事にさせていただく。球団の計らいで2軍登板後の篠原響投手(19)にモデルになってもらった。

試合後に人型冷蔵庫「ど冷えもん」に入った西武篠原(撮影・金子真仁)

試合後に人型冷蔵庫「ど冷えもん」に入った西武篠原(撮影・金子真仁)

■8月2日(日)

休日だ。この日は家に1人。休まなければいけないけれど、たまっている仕事を「3年B組金八先生第5シリーズ」のDVDを見てグータラしながら処理する。2軍公式戦記録や3軍戦記録の集計は、どうしてもたまってしまう。

経費精算もどうしてもたまってしまう。12泊13日の「獅のロード」は精算業務もスケールが大きかった。西武の試合をネット観戦しながら精算していたら、ゲームセットまでに精算が終わらなかった。

外回りの仕事を支障なくできるのは、オフィスで支えてくれる職務の方々がいるからこそ。とりわけ経費精算だけはなるべく、迷惑をかけたくない。

■8月4日(火)

お久しぶりです―。海浜幕張の高層ビルの、高層レストラン。優雅に座る、1人の女性。「あら、お元気そうで」。名前を谷保恵美さんという。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。