今節はチャレンジ7R制で争われ、その開幕カードに悲愴(ひそう)感を強くして臨む選手がいる。予選1R6番車の森田達也(42=福島)は、現在の不振が続くと26年前期で代謝のピンチを迎えてしまう。「今は練習できているので、状態は問題ない。少しでも(競走得点を)上げたい」と意気込んだ。

昨年5月函館の落車から1年半ほど実戦を離れ、復帰したのが今年7月。チャレンジ戦のA級3班は公傷制度が適用されず、休んだ期間は、規定の最低出走本数にどれだけ満たないか加味され、競走得点が実力よりも低く割り出されてしまう。

森田はこの事態から脱出しようと必死。前節武雄は腰痛により2日目以降は欠場したが、今期に限れば確定板に5度載っている。そして迎える1Rは、かつて機動力を発揮していた実績から、点数上位の奈良基が森田達也の前回りを即決した。絶好位を与えられた森田が3割増しの気合で臨んでいく。