秋元哲(29=埼玉)が節一級の機力を生かし、4カドから豪快にまくって優勝した。2着に佐藤翼、3着に1号艇の松尾充が入った。

 2コースがへこんで、3コースの佐藤が攻めて出たが、まくり差しにチェンジ。秋元は慌てて外を握ると、抜群の回り足でインの松尾を沈めた。

 「自分が(佐藤の)上を行くとは思わなかった。たまたま(まくりが)決まった感じ」と苦笑いだった。

 気持ちは自然とプレミアムG1ヤングダービー(9月19日~・浜名湖)に向く。出場機会は今回が最後だ。「優勝を目指していきたい」と意気込んでいた。