渡辺雅也(19=静岡)が1、2班戦初優勝を狙う。準決3Rは番手関根健太郎に差されて2着だったが、中団外並走からまくったもので、力のあるところは十分に見せた。

「今日は位置(取り)を考えて走った。これからもそこを考えて走りたい」と度胸の良さと冷静さは新人離れ。決勝は同県斎木翔多とは別線で自力勝負に出る。「優勝より内容を重視」とは言うものの、決勝翌日に迎える20歳のバースデーに、自ら花を添えられれば最高だ。