日本サッカー協会は25日、W杯アジア最終予選に臨むハリルジャパンの代表メンバー24人を発表した。バヒド・ハリルホジッチ監督(64)は会見中にバックアップメンバーについても発言した。

 MFの選手紹介の際に、「バックアップメンバーにも年齢が少し上の人を用意してあります」とし、続けて「川崎Fのプレーヤーで35歳」とまで明言した。これに該当する川崎Fの中盤はMF中村憲剛(35)となる。

 ベテランをバックアップメンバーとしたことについて「理由は簡単で香川や清武が直前に試合をしてくる。彼らがけがをしたら使ってもいいかなと思います。Jリーグで1位のチームで良いプレーもしている。信頼して当たり前かなと思っています」と話した。

 発表直前にはDF槙野が負傷したとの報告も受けており「予測が鍵になる。悪いことに驚いていたら遅い」。その言葉通り、不測の事態にも対応できる中村を選出した。