日本サッカー協会は28日、9月の国際親善試合「キリンチャレンジカップ2018」2試合の日本代表メンバーを発表した。

ワールドカップ(W杯)ロシア大会後初の国際Aマッチ。W杯後に就任した森保一監督(50)の初采配となるチリ戦(7日・札幌ド)とコスタリカ戦(11日・吹田S)の2試合。

メンバーは次の通り。

▽GK 東口順昭(ガンバ大坂)権田修一(サガン鳥栖)シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)

▽DF 槙野智章(浦和レッズ)佐々木翔(サンフレッチェ広島)車屋紳太郎(川崎フロンターレ)遠藤航(シントトロイデン)室屋成(FC東京)植田直通(セルクル・ブリュージュ)三浦弦太(ガンバ大阪)冨安健洋(シントトロイデン)

▽MF 青山敏弘(サンフレッチェ広島)山口蛍(セレッソ大阪)大島僚太(川崎フロンターレ)伊東純也(柏レイソル)中島翔哉(ポルティモネンセ)南野拓実(ザルツブルク)三竿健斗(鹿島アントラーズ)伊藤達哉(ハンブルガーSV)堂安律(フローニンゲン)

▽FW 小林悠(川崎フロンターレ)杉本健勇(セレッソ大阪)浅野拓磨(ハノーバー)

あえて、海外組の主力の招集を見送り、思い切った若返りをはかった。

W杯ロシア大会で日本代表引退を表明した長谷部誠(フランクフルト)と引退を示唆した本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)は招集されていない。

W杯ロシア大会代表は、東口、槙野、遠藤、植田、山口、大島の6人だけ。

開催中のアジア大会からの招集はゼロ。

初招集は日本協会の発表によると、佐々木、冨安、伊藤、堂安の4人。なお、シュミット・ダニエルは、ハリルホジッチ監督(同時)肝いりで開催された異例のGKだけの候補合宿に招集歴がある。

国際Aマッチの出場数は最多が山口の45試合で、2位が槙野の33試合。シュミット・ダニエルに初招集の4人を加えた5人が国際Aマッチ出場ゼロという顔ぶれになった。