南野「連発の帝王」へ大一番 キング・カズ超え自信

【ドゥシャンベ(タジキスタン)13日=松尾幸之介】サッカー日本代表のMF南野拓実(24=ザルツブルク)が“キング”超えでの勝利を誓った。

15日のW杯アジア2次予選タジキスタン戦で得点すればW杯予選開幕から3戦連発、国際Aマッチでは4戦連発となり、元日本代表FWカズ(三浦知良、52=横浜FC)の記録に並ぶ。26年ぶりの快挙達成とともにW杯予選3連勝を狙う。

   ◇   ◇   ◇

決戦まであと2日。約1時間半の練習をみっちりとこなし、南野は精悍(せいかん)な表情でミックスゾーンに姿をみせた。W杯予選開幕から3戦連発、そして、国際Aマッチ4戦連発へ。93年のカズ以来、誰も達成していない2つの記録もかかる大一番へ向け「チームの勝利が第一。でも、自分の結果は自信になっているので、そこはブレずにやっていきたい」と決意を込めた。実は代表での3戦連発は昨年にも経験している。森保ジャパン初陣となった昨年9月11日のコスタリカ戦で鮮烈ゴールを決め、波に乗って3試合連続でネットを揺らした。あっという間にレジェンドの記録に“王手”をかけたが、続く同11月16日のベネズエラ戦ではシュート1本に終わり不発。チームも引き分け、試合後は「味方の特徴を生かしながら自分も生きられたらよかった」と悔しさをにじませていた。

あれから約1年が経ち、今季は公式戦9戦5発と決定力にも鋭さが増した。「やっぱりゴールが入ってくると、シュートの動きがスムーズになったり、迷いのないプレーが増えてくる」。代表合流直前の欧州チャンピオンズリーグ(CL)では昨季王者リバプールを相手に1ゴール1アシスト。世界最高峰の大舞台でも存在感を示した。タジキスタン戦唯一の懸念材料となる人工芝のピッチにも「ボールは転がるので。個人的にはミャンマーのピッチよりかはマシかなと思います」。あふれる自信をみなぎらせ、記録も勝利も確実に仕留めにいく。

その他の写真

  • 真剣な表情でトレーニングをする南野(撮影・横山健太)
  • 練習へ向かう南野(撮影・横山健太)