日本サッカー協会(JFA)は15日、日本が世界の頂点へ歩むための道筋を記した「Japan'sway(ジャパンズ・ウェイ)」を発表した。かねて掲げてきた「2050年までにW杯優勝」を達成するために必要なことを55ページの冊子にまとめ、16日から同協会のホームページに掲載する。記されたビジョンを元に日本中で議論を重ね、力を結集できる体制の構築を目指す。
昨年6月に立ち上がったこのプロジェクトは、全国の全世代で方向性を共有し、日本サッカーを最大限に進化させるための取り組み。反町康治技術委員長(58)は「近いうちにアンダー世代が世界で優勝出来ればいい。最終的に50年に単独でW杯を開催して、優勝カップを掲げる。そして今後のハッピーなサッカー会を作っていく」と目指すゴールを掲げた。
冊子は「望まれる選手像」や「プレービジョン」、「将来のサッカーコーチ」など、さまざまな項目で構成される。「望まれる選手像」では、サイドバック、センターバックなどポジションごとに、理想とするスキルが記されている。
またトップアスリートを目指すためのサッカーだけでなく、生涯楽しむスポーツとしてのサッカーが日本に浸透することも目指す。
同プロジェクトを担当する影山雅永JFAユースダイレクター(55)は「日本人は○○が弱いから」という考えを取り除くことを強調した。「自虐的な部分を取り払って、もっと勇気を持ってチャレンジできる。勇気を持ったサッカーで我々はもっと成長していけるんじゃないかということが、一番伝えたいところ」。なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)は11年にW杯優勝を成し遂げ、男子日本代表は7大会連続W杯出場を決めた。さらなる成長を遂げるため、日本のサッカー会全体が一致団結できる体制作りを目指す。

