U-17(17歳以下)アジアカップで連覇したU-17日本代表が3日、羽田空港に帰国した。森山佳郎監督(55)は「D組はすべて中2日。その中で最終戦に一番いい状態に持って行けた」と振り返った。
選手の起用では「中3日の相手に、中2日の連戦で同じメンバーで戦っても最後は疲弊してやられてしまう」と、選手数人をローテーションで起用した。「準決勝から決勝も、5人ほどメンバーを変えて。またフレッシュな選手を決勝に送り込めた。かけではありましたけどうまくいった」と明かした。
意識付けでは「デュエル」を強調した。チームは今大会で6試合で22得点を挙げるなど、攻撃力には定評があった。指揮官は「この代は決定力はあるけど戦えないという典型的なグループだった」と振り返る。ミーティングでは口酸っぱく強度を強調。A代表の6月の国際親善試合のペルー戦の映像を見せ、スピードや強度の差を挙げ意識を高めた。森山監督は「今のままではサッカー選手になれないよ、と嫌みを言い続けて要求して。今回はデュエルでイランにも韓国にも勝った。これは今後も意識してずっとやり続けてほしい」と期待を寄せた。
U-17ワールドカップ(W杯)は11月。9月のフランス遠征が実質最後の強化の場となる。そのほか、国内の活動も2度、予定しており、森山監督は「国内の活動は今回、参加していない同年代選手にチャンスを与えたい。そこから名乗りを上げるいい選手がいたらチームの助けになる。来てくれよ、という感じです」と森山節で新戦力台頭を呼びかけた。

