24年1月1日、サッカー日本代表(FIFAランキング17位)が東京・国立競技場で国際親善試合タイ(同113位)戦を迎える。
史上初となる元日開催の代表戦。先発が確実視されるFW細谷真大(22=柏)が得点奪取を新年の誓いとする。7月に開幕するパリ五輪世代=U-23代表ではエース。4年に1度の第1号で最高のスタートを切る。
2024年はオレの年にする-。100年を超える日本サッカー史で、大日本蹴球協会時代を含めても初の元日代表戦。その1トップを託される細谷は「ゴールという形は、FWとしての責任だと思う」と得点への強い思いをたぎらせた。
22年7月の東アジアE-1選手権(中国戦)以来の先発が確実。12月30日のフォーメーション練習では先発組の最前線に入り、同31日の会見では森保監督から自身の先発を明言された。
「いい準備はしてきた」
その自負から始まる24年は「細谷イヤー」になる。アジア杯(1~2月)W杯アジア2次予選(3月)パリ五輪アジア最終予選(4~5月)パリ本大会(7~8月)と参戦する国際試合がめじろ押し。「その両方で活躍するところを一番、自分の中ではイメージをしている」と自覚は十分だ。
U-23日本代表が掲げる「A代表経由パリ行き」を体現する。「ここで吸収したものを五輪につなげられれば一番いい」。両代表を経験し、自身とチームの成長につなげる。11月シリーズは急きょ追加招集されたが、シリア戦で国際Aマッチ初ゴールを決め、タイ戦の連続選出に結びつけた。
アピール次第では、タイ戦の直後に発表されるアジア杯への抜てきも見えてくる。「自分の将来に大きく関わってくると思うので、しっかり足跡を残す活躍はしたい」。今季はJ1リーグ戦で14得点。得意の裏抜けだけでなくポストプレーにも磨きをかけ「怖い選手」に成長した。トップレベルが集まる代表では、より輝くはず。「要求の質、動き出しの質にこだわればゴールに近づくのかな」。新春から24年のスタートダッシュを決める。【佐藤成】

