ラモス瑠偉氏が涙の殿堂入り サッカー愛認められた

  • FacebookMessenger
  • TL

ビーチサッカー日本代表監督のラモス瑠偉氏(61)が10日、涙で殿堂入りを喜んだ。東京・文京区のJFAハウスで行われた殿堂掲額式典に加藤久氏(62)、68年メキシコ・オリンピック(五輪)の日本代表チームと出席。「こんな日が来ると思わなかった」と言葉を詰まらせた。

77年、20歳でブラジルから来日したシーズンに、1年間の出場停止処分。「見返す」「認めさせる」の思いで40年間走った。協会や代表への過激な言動も「愛しているから」。それが認められたから涙も出た。

メキシコ五輪組の横山謙三氏を「恩人」と言った。89年の日本国籍取得は家族やクラブのためだが「日本代表監督時代に呼んでくれて、私のサッカー人生が変わった」。16年末には脳梗塞で倒れながら復活。今はビーチサッカー日本代表監督として期待を背負う。山あり谷ありの40年を振り返るように「まさか、ここまで」と涙で言った。

◆ラモス瑠偉(るい)1957年(昭32)2月9日、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。77年に当時日本リーグ2部の読売クラブ入り。攻撃的MFとして日本リーグ、Jリーグで活躍する。98年に引退後は指導者に転身。05年にビーチサッカー日本代表監督としてワールドカップ4位に導いたほか、東京V監督、岐阜監督などを歴任した。日本リーグ1部210試合69得点、Jリーグ147試合9得点、国際Aマッチ32試合1得点。

◆日本サッカー殿堂 日本サッカー協会が競技の発展に尽力した者を表彰するもので、05年に創設。60歳以上で長く顕著な貢献をした者が対象となる。特別選考としてプレーヤー以外、日本サッカー協会歴代会長なども選ばれる。殿堂者はJFAハウス内にある日本サッカーミュージアムにレリーフが展示される。今回までで個人77人、2チームが殿堂入り。

このニュースの写真

  • 日本サッカー殿堂掲額式典でのインタビューで感極まるラモス氏(右)(撮影・江口和貴)
  • FacebookMessenger
  • TL