横浜F・マリノスは12日、MF久保建英(17)のFC東京からの期限付き移籍期間が満了したことを発表した。今季は東京へ復帰する。

バルセロナの下部組織カンテラ出身で、16歳だった17年11月に東京とプロ契約したが、昨季リーグ戦ではベンチ外が続き、出場機会を求めて8月に横浜へ電撃移籍。同月26日のヴィッセル神戸戦でJ1リーグ戦初先発を果たし、初得点も挙げた。昨季は5試合に出場し1得点。

久保はクラブを通じ「移籍する前から、魅力あるサッカーをするチームだと思っていましたが、実際に練習参加することで、選手もチームもレベルが非常に高く、日々成長できると感じました。また、選手やスタッフの方だけでなく、ファン・サポーターの皆様も快く受け入れてくれて、毎日がとても充実していました。J1初スタメン、初ゴールもマリノスでした。感謝しても感謝しきれませんが、これから先、自分のプレーで少しでも多くの方々に楽しんで頂けるよう、サッカーと向き合っていきます」とコメントした。

東京を通じては「半年ぶりに東京に復帰できることを嬉しく思います。少しでもチームの力になれるように、またファン・サポーターのみなさまをはじめ、たくさんの方にピッチで成長した姿を見せられるように、キャンプから全力で取り組んでいきたいと思います」とコメントした。