セレッソ大阪は8日、大阪市内のクラブハウスで解団式を行い、その後に今季最後の練習をミニゲームで締めくくった。

ロティーナ監督(62)就任でポゼッションサッカーに移行した今季、18勝5分け11敗の5位。25失点はリーグ最少だった。新チームとして開幕10試合は3勝2分け5敗と苦しいスタート。そこからロティーナサッカーが浸透し、堅守を看板に5位まで浮上した。

主将のMF清武弘嗣(30)は「(今季は)苦労すると思っていたが、対応力があり、頭のいい選手が多く、半年ではまった。魂のこもった試合もあったし、最少失点で終われた守備から勝てた試合もあった。(来季は)リーグ優勝、そこしかない。ゴール前の質を高めるのが来年の課題」と来季の優勝争いを誓った。