2年連続で節目の出場30度目となった丸岡(福井)が、逆転で初戦突破した。
前半8分にDF河上英瑞(えいす=2年)の凡ミスで先制点を献上してしまったが、その河上が汚名返上とばかりに爆発。36分、直接FKに頭を合わせて同点に追いつくと、1-2とされて迎えた後半36分に主将FW田海寧生(3年)の同点弾をアシストした。終盤は2トップに上がってパワープレー。練習していた形でゴールを呼び込んだ。
さらに終了間際の39分に決勝点だ。最前線に上がったまま、右クロスに反応。執念の右足で押し込んで勝ち越した。「最後は(183センチの)自分が競って先輩が裏に抜けるという決まり事を徹底した結果。守備でやらかしてしまったので、切り替えて攻撃で結果を出したいと思っていた」と照れながら報道陣の取材に応じた。
1年時はFWも、今年2月にセンターバックへコンバート。「トップチームで出られるなら」と受け入れただけでなく、攻撃の切り札にもなれる武器として2年で先発に抜てきされた。「県予選で出ていなかったので、とにかく最後の2トップのところを練習してきた」と納得。小阪康弘監督(47)も「身長ある河上を上げる2トップを準備してきたが、あんなにうまくはまるとは…。大チョンボ、とんでもないミスを最初にしたので、あれくらいやってもらわないと困りますけどね」と笑顔になるほど、河上が攻も守も大目立ちの一戦となった。
2回戦は静岡学園と対戦する。初戦で岡山学芸館を6-0で破った強力攻撃陣に立ち向かう河上は「集中を切らさずクリアするとか課題を修正して、万全にして挑みたい。プロ入り(鹿島アントラーズ入団)が内定している10番の松村(優太)さんとのマッチアップが楽しみ」と意気込んだ。



