Jリーグは1日、ウェブによる実行委員会を開いた。海外メディア(ロイター通信)が「DAZNが新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により中断・中止になった試合について放映権料を支払わない意向を各スポーツ団体に通告したと、情報筋が明かした」と報じたことを受け、村井満チェアマンは各クラブ代表者に「そういう話は届いてません」と話したという。

またこの日の会議で、順位決定は「クラブによって試合数のばらつきがあった場合は勝率ではなく、勝ち点で順位を判断する」との案が、Jリーグから提案された。さらに債務超過や3年連続赤字の場合、クラブライセンスを剥奪する現行制度を今季は適用しないことに合意した。

当初予定していたポストユース強化策(予算3000万円)とJエリートリーグ(予算1億6000万円)の実施は中止し、クラブへの補てん金に当てる。