セレッソ大阪は1日、GK永石拓海(ながいし・たくみ=24)が新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出たことを発表した。

クラブによると、永石は3月27日に体調不良を訴え、翌28日には食欲不振、倦怠(けんたい)感を覚え、37・9度の発熱があり、同日から自宅待機をしていた。体調不良を自覚する5日前になる同22日に友人らと食事をし、23日のオフをはさんで、24~27日までは練習に参加していた。

29日になって、永石と食事をしていた友人が陽性の判定を受け、永石にも連絡。31日に大阪府内の病院でPCR検査を受け、この日、陽性が判明した。

永石はクラブを通じて「このたびはチーム、スタッフの方をはじめ、Jリーグ関係者の方々、再開を楽しみにされている方々に対し、ご迷惑をおかけしたこと、深くおわび申し上げます」と謝罪。感染拡大にともない、外食、公共交通機関の利用を避け、検温、手洗い、うがいなど、できる限りの予防対策は行っていたとしたが「一緒に食事をした友人から陽性反応が出たとの連絡が入り、検査をしました」と明かした。

感染拡大が収まらない現状を考え「(食事会に)参加すべきではなかったと大いに反省しております。大変申し訳ありません」と、謝意を重ねるとともに、反省の思いも記した。