ヴィッセル神戸が敵地ベガルタ仙台戦を3-2で制したが、1得点1アシストのFW古橋亨梧(25)が、後半ロスタイムに右膝付近を痛めたもようで担架で運ばれるアクシデントが起きた。タッチライン沿いで仙台MF佐々木と競り合い、球を奪い取った直後に自らプレーを断念し、無念の途中交代となった。

三浦監督は「心配だったんでベンチに戻ってきた本人から聞いたが、まったく問題ない。安心してください」と説明。ただ、普段から痛い表情を見せない性格だけに、11月25日から再開される最大の目標のACLのためにも、当面欠場する可能性はある。

古橋は今季26試合12得点で昨季の10得点を既に上回っている。この日、12試合ぶりに休養が与えられたMFイニエスタ同様、替えがきかない選手。アウェー4連戦の初戦を制した神戸だが、J1残り6試合とACLへ不安が出てきた。