下部組織から昇格したセレッソ大阪の新人MF岡沢昂星(18)が、トップチームのデビュー戦で先発し、プロ初ゴールを奪った。今季J1リーグを含めてベンチ入りも初めてだった。

2-1で迎えた後半14分、MF為田からの左クロスをゴール右に走り込んだ岡沢がヘディングで豪快に仕留めた。

「ゴール前に入っていた結果、為田選手と目が合っていいボールを出してくださった。いい結果を出せてよかった」。今春に高校を卒業したばかりで、初々しいコメントが並んだ。

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試合は1点を追う後半3分、J2V・ファーレン長崎から新加入のDF毎熊晟矢(24)が、移籍後公式戦初先発で初ゴールを記録。貴重な同点ゴールに「後半はとにかく仕掛けてゴールに向かうプレーをしようと(気持ちを)切り替えた。あれ(ゴール)は(自分にとって)でかかったと思う」と控えめに喜んだ。

途中出場のFW加藤陸次樹(24)が今季公式戦初ゴールを決め、2年ぶり復帰のDFマテイヨニッチ(31)も途中出場で再デビューした。MF乾貴士(33)やFW山田寛人(22)の後半終了間際の連続ゴールを含めて、後半だけで大量6得点のお祭り騒ぎに。大分に先制されたものの、この逆転勝利が今季公式戦でホーム初白星になった。

若手の台頭が著しいC大阪は開幕3連勝で勝ち点9に伸ばし、1次リーグA組の首位を独走中。昨年は準優勝に終わった大会で、5年ぶりの頂点を目指す。