清水エスパルスが「お得意さま」から勝ち点3を奪う。17日のアウェー・アビスパ福岡戦(ベススタ、午後7時)に備え、16日は静岡市内で最終調整した。福岡には天皇杯を含めた公式戦で現在11戦負けなし中(9勝2分け)。ゼ・リカルド監督(51)の初陣となった6月の前回対戦も3-1で破った。勝ち点4差で下位の相手に勝利すれば、来季のJ1残留に向けて前進する。指揮官は「いい準備はできている」と力を込めた。

悔しい経験も次戦に生かす。前節湘南戦では、1点リードの後半ロスタイムに同点ゴールを献上。ラストプレーで失点した。今季は42失点中17失点が後半31分以降に許しており、ロスタイムでの失点はJ1全18クラブでワーストの「7」。リカルド監督は「終盤での失点を防げるように調整はしてきている」と話し、修正を図ってきた。

福岡は堅守速攻が武器。DF原輝綺(24)も「ボールの失い方が悪いとカウンターを受ける。リスクマネジメントが大事」と警戒した。今季は残り5試合。現在12位だが、1試合の結果で下位に転落する可能性もあり、気が抜けない状況は続いている。「残り5試合全てが決勝戦のつもりで戦いたい」と指揮官。一戦必勝の構えで勝ち点3を持ち帰ってくる。【神谷亮磨】