ヴィッセル神戸が、湘南ベルマーレに勝利。勝ち点3を積み上げて首位をキープした。

試合を動かしたのは、DF初瀬亮(25)の左足だった。前半21分、ゴール前中央約30メートルの距離で直接FKを得た。これを左足で曲げて落とし、鋭いボールをゴール右上隅に決めた。

「狙いはあそこしかなかった。完璧だったと思います」。

「両利き」と言われる初瀬だが、元々は右利き。元日本代表のMF中村俊輔に憧れる一心で、左足のキックを特訓し、右足と同等の精度にまで高めた。

今季はリーグ開幕からフルタイム出場を続けている。吉田孝行監督(46)は昨季との守備面の違いを評価。「一番は守備のところ。去年は軽さがあったり、寄せきれなかったりしていた。映像を見せて話したことを実行してくれている」と信頼を得て、成長を続けている。

持ち前の高精度キックに、チームの規律ある守備の体現者にもなったサイドバックには、日本代表入りの期待も高まる。