【ドーハ(カタール)6日】FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表(FIFAランキング24位)は5日の決勝トーナメント1回戦でクロアチア代表(同12位)にPK戦の末に敗れた。一夜明けて森保一監督(54)が取材対応し、今後について「日本サッカーに貢献したい」と話した。

ドイツ、スペインというW杯優勝経験国を次々と破り、E組を首位通過。前回大会準優勝のクロアチアにも勝利まであと1歩のところに迫った。目標としていたベスト8には届かなかったが、日本協会は手腕を高く評価し、続投のオファーを出すことが確実な状況だ。森保監督は監督業について「クレージージョブと言われるが、幸せな仕事」と語り「監督業を続けていこうかなという気持ちもあるし、少し間を置いて欧州へ勉強にいくことも考えていましたが、まだ現実的な話はまったくしていないので、これから考えたい」とした。

現状は前向きかと聞かれると「そうですね、はい」と返答。「代表というすばらしい環境で監督をさせてもらい成長させてもらった。もっともっと成長したい思いと、日本サッカーに貢献したい思いはある。そこは流れに沿っていきたい」と語った。