インターネット・スポーツ配信大手DAZN(ダゾーン)は22日、サッカー日本代表が出場する南米選手権ブラジル大会(6月14日開幕)の全試合を独占ライブ配信すると発表した。

代表が出場する大会の全試合映像が、デジタルプラットフォームで配信されるのは国内初となる。

今大会は、日本時間の6月15日から7月8日(月)まで開催。決勝は聖地マラカナン競技場(リオデジャネイロ)で行われる。アジアからは日本とカタールが招待参加。99年以来20年ぶり2度目の参戦となる日本は、1次リーグC組でウルグアイ、エクアドル、大会2連覇中のチリと同組となった。1次リーグの日本戦3試合は、すべて午前8時キックオフ。NHKと民放各局が中継を断念した中、手を挙げ、テレビ中継なしの危機から救ったのがDAZN。利点を生かし、通勤中でもオフィスでも視聴可能になった。また、南米選手権を盛り上げる特別コンテンツも随時、配信予定という。

全試合のライブ配信決定について、DAZN Japanのマーティン・ジョーンズ・エグゼクティブ・バイス・プレジデントは「このたびDAZNとして、コパ・アメリカ(南米選手権)という新たなコンテンツを日本のサッカーファンの皆さまに向けて配信できることとなり、非常にうれしく思います。日本代表という人気コンテンツを大会を通してデジタルで配信するということは、スポーツの視聴を変えるという意味でも歴史的なことととらえています。日本のスポーツ界の発展に寄与するため、ワンプラットフォームで多くのコンテンツを皆さまにお届けするべく日々取り組んでいます。すべてのサッカーファンの皆さまに、本大会終了後も引き続き明治安田生命Jリーグや、夏に再開する欧州各国リーグをお楽しみいただきたいと思います」とコメントした。

 

以下は主な配信予定試合(すべて日本時間)

 

▼ブラジル対ボリビア 6月15日午前9時30分

 

▼アルゼンチン対コロンビア 16日午前7時

 

◎日本対チリ 18日午前8時

 

▼ブラジル対ベネズエラ 19日午前9時30分

 

▼アルゼンチン対パラグアイ 20日午前9時30分

 

◎日本対ウルグアイ 21日午前8時

 

▼ペルー対ブラジル 23日午前4時

 

▼カタール対アルゼンチン 24日午前4時

 

◎日本対エクアドル 25日午前8時

 

▼準決勝 7月3日午前9時30分、4日午前9時30分

 

▼決勝 8日午前5時

 

※配信予定は変更の可能性あり。