プラティニ氏が釈放、W杯招致疑惑の関与を否定

18日に2022年W杯カタール大会の招致疑惑でフランスの捜査当局に拘束された欧州サッカー連盟(UEFA)前会長で元フランス代表のミシェル・プラティニ氏(63)が19日未明、釈放された。

現役時代に3度のバロンドールを受賞した名選手は、これまで常に疑惑を否定してきた。拘束中には事情聴取を受けたという。「長かった。質問の量を考えると仕方がない。16年欧州選手権、18年W杯ロシア大会、今回のW杯カタール大会、そして国際サッカー連盟(FIFA)について聞かれたよ」と、長時間の質問攻めに疲弊していた。

プラティニ氏の弁護士は「彼は逮捕などされていない」と、今回の件は拘束ではないとの声明を発表した。聴衆を終えて「彼は16年の欧州選手権を含むすべて質問に答え、落ち着いて正確に情報を伝えた」と発表した。

捜査当局は今後、容疑者として正式捜査を始めるかどうかを判断するとみられる。

FIFA副会長でもあった同氏は、10年12月にカタールでの開催がFIFA理事会の投票で決まる前に、当時のサルコジ・フランス大統領、カタールのタミム皇太子(現首相)らとの会合に参加したことで不正とみなされていた。さらに、15年に法的根拠のない金銭授受を理由にブラッター前FIFA会長とともに4年間の活動停止処分を受けている。