日本代表オランダ遠征からサンプドリアに戻ったDF吉田麻也(32)が2試合連続で先発フル出場し、強敵撃破に貢献した。

ホームでラツィオを迎え、前半32分、サンプドリアのFWクアリャレッラが先制点。2-0で迎えた後半29分、敵陣でボールを奪った吉田が縦パスを送ってチャンスをつくると、攻撃陣がペナルティーエリア内で相手DFを粘りながら振り切り、最後は途中出場のMFダムズゴールの追加点が生まれた。

無失点でリーグ2連勝を飾った吉田は日本代表に続き、攻守で活躍した。

クラウディオ・ラニエリ監督(68)は「今日のように謙虚であり続け、チームとしてプレーしなければならない。勇気と意識ある良い試合をした。我々は強さも意識しながら、謙虚であることを気にかけていく」と振り返っていた。