元フランス代表FWで22年にバロンドールを受賞しているカリム・ベンゼマ(35)が「テロリストとのつながり」を否定し、疑惑を主張するフランス内務大臣のダルマナン氏への法的措置を検討している。

今夏にレアル・マドリードからサウジアラビア1部アルイテハドに移籍したベンゼマは、アルジェリア系の敬虔(けいけん)なイスラム教徒。パレスチナとイスラエルの紛争についてX(旧ツイッター)で怒りをあらわにし、イスラエルの「不当な爆撃」に苦しむパレスチナ人のために祈っていると投稿した。

これを受け、ダルマナン内相は「ベンゼマは悪名高い『ムスリム同胞団』とつながりがある」と配信サービスの「CNewsチャンネル」で主張した。「ムスリム同胞団」はオーストリアやサウジアラビアなど6カ国でテロ組織とみなされている。ただフランスでは認定されていない。

ル・パリジャン紙によると、ベンゼマの顧問弁護士はムスリム同胞団との関係を否定した上で、ダルマン内相に対し、政府立場を利用した情報操作や、公的侮辱に当たるとし、法的措置を取ることを検討していると明かした。