サッカー欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝が31日午後9時(日本時間6月1日午前4時、ドイツ・ミュンヘン)から行われる。パリ・サンジェルマン(フランス)は初優勝を、インテル・ミラノ(イタリア)は15季ぶり4度目の優勝を目指す。日刊スポーツでは元日本代表伊野波雅彦氏(39)に世界最高峰の一戦の展望を聞いた。
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パリSGのルイス・エンリケ監督とインテル・ミラノのインザギ監督の采配がカギを握る。パリSGはエンリケ監督の特色のハイプレスを敷くと思うが、インテル・ミラノは準決勝バルセロナ戦のような打ち合いも、後方からロングボールを放り込む戦いもできる。
パリSGは昨季限りでエムバペが退団したことで、逆にエンリケ監督好みの献身的なサッカーができるチームになった。前線からのハイプレスで相手を押し込み、攻守ともに能力が高い中盤の3人F・ルイス、ビティーニャ、J・ネベスが試合を作り、若い選手が多く破壊力抜群の前戦3人がゴールに迫る展開に持ち込みたいはずだ。
インテル・ミラノは(1)後方から前線にロングボールを入れて相手のハイプレスを避け、192センチの高さと速さを併せ持つFWテュラムに当てる、(2)中盤の3枚の構成力と両サイドの突破力から前線のマルティネス、テュラムをいかす形で打ち合うという2つの戦略をどのように採用するか。また、高さでは一日の長があるためセットプレーも勝負を分けるかもしれない。
まずは開始15分、両チームの戦い方を注視したい。(元日本代表DF)
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