史上3チーム目の連覇を目指すアルゼンチン(FIFAランク1位)は、延長戦の死闘の末に初出場のカボベルデ(同67位)に競り勝った。3-2で振り切り、16強に進出。

7日(日本時間8日)の決勝トーナメント2回戦(ラウンド16)でエジプトと対戦する。

下馬評はアルゼンチンが優位と見られたが、カボベルデが再三の堅守と粘り強さを発揮。戦前の予想を覆す大激戦にもつれこんだ。

1-1で迎えた延長戦では満身創痍(そうい)の選手が続出した。アルゼンチンはMFニコ・ゴンサレスが足をつり、DFニコラス・タグリアフィコは鼻血を発症。一方のカボベルデも延長後半にDFシドニー・カブラルがFKを放つと、右足がつったようで倒れ込んだ。さらにアルゼンチンのDFリサンドロ・マルティネスも股間にボールが直撃。相手の攻撃を急所で防ぎ、ピッチに倒れ込んで悶絶した。

試合はアルゼンチンが前半29分にFWリオネル・メッシのW杯8試合連続得点で先制。W杯通算20得点目で主導権を握った。ただ、後半14分にカボベルデに追いつかれる。右サイドから攻め、MFラロス・ドゥアルテが右足で蹴り込んで同点とされた。

延長戦でも点の取り合いは続く。アルゼンチンは前半2分にセットプレーからDFリサンドロ・マルティネスが勝ち越し点を奪取。同12分にカブラルの強烈なシュートで再び追いつかれたが、延長後半6分にメッシの左CKから相手オウンゴールを呼び込み、これが決勝点となった。

笛が鳴ると、そのままピッチに倒れる選手が相次いだ。120分の激闘を物語る光景だった。

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