メキシコ市にあるイングランド代表の宿泊先ホテルがメキシコのファンに特定され、3日に到着したイングランド代表の選手たちがブーイングの合唱と「メキシコ!」のチャントで出迎えられた。米ヤフーが報じた。
ワールドカップ(W杯)北中米大会決勝トーナメント1回戦でメキシコと対戦する前にエクアドルが経験したような騒動を避けるため、ホテルの外では警備が強化された。
エクアドルのサッカー連盟は、メキシコのサポーターが一晩中騒音を立てたとして、国際サッカー連盟(FIFA)に正式な苦情を申し立てていた。
イングランドの選手たちが到着すると、警察官とメキシコ国家警備隊の隊員がホテルの入り口に立ち並んだ。
数百人のファンが外に集まり、イングランドが到着すると、その多くがチームバスにブーイングを浴びせ、「メキシコ!」のチャントを歌った。
イングランドのMFモーガン・ロジャーズは「もしそのせいで目を覚まされるようなことになれば、うれしい気分にはならない。正直に言うよ」「どうなるか見てみるが、できる限りうまく対処するつもりだ。乗り越えるべき障害がまた一つ増えただけだが、我々の準備はできている」などと、チームの就寝時に予想される騒音について語った。
イングランドは5日、アステカ・スタジアムでの決勝トーナメント2回戦でメキシコと対戦する。ホテルの外の騒音とは別に、イングランドは高地でのプレーという課題にも対処しなければならない。
同スタジアムは海抜7300フィート(約2200メートル)を超えており、選手たちは通常よりも酸素レベルが低い中でのプレーを強いられることになる。
歴史的に見ても、アステカ・スタジアムでのプレーはメキシコに有利に働いてきた。エル・トリ(メキシコ代表の愛称)は同スタジアムでの過去89試合でわずか2回しか負けておらず、残りの試合は70勝17分けだ。また、今大会での3試合を含め、同スタジアムでプレーしたW杯全10試合で無敗を保っている。
メキシコは2013年9月のW杯予選で米国に0-2で敗れて以来、同スタジアムで負けていない。


