元サッカー日本代表DF田中マルクス闘莉王氏(45)が11日までに、自身のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」を更新。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会で16強敗退したブラジル代表を「最低」とぶった切った。

ブラジルは決勝トーナメント初戦で日本を2-1で下したものの、2回戦でノルウェーに1-2で敗北。「怪物」ことMFアーリング・ハーランド(25)に2発を許し、FWネイマール(34)のPKによる得点のみにとどまった。

W杯最多5度の優勝を誇るが、頂点には02年から届いていない。闘莉王氏は「W杯前から本調子じゃない。外部のバタバタ、トラブルでうまくいっていない。監督もころころ代えて。最後はアンチェロッティじゃないと物事がおさまらない、という状態でW杯に入ってきた。ノルウェーとの戦いになって、これがブラジルだなという試合をしてしまった。支配率、保持率は相手が圧倒的に上。守れるところでちゃんと守れていない。攻めでも決定率を欠く試合が多い。本調子じゃなかったブラジル。あれが現実の力」と分析した。

今大会は日本代表のFW塩貝健人(21)が「昔は強かったけれど、今はどうなんすか? フランスだけ強いというイメージ。あとアルゼンチン。ブラジルは最近あんまり聞かない」「昔のネイマールじゃないですか。今は大丈夫だと思います」などと発言。ブラジル国内でも批判が相次いだが、このコメントは「事実」と擁護した。

「ブラジルがそんな敏感になっているのも馬鹿馬鹿しい。結局、最悪のW杯になった。塩貝選手はちょっとかわいそうだったのかなと思います。事実を言っただけだから。聞きたくなければ、ここで優勝を見せれば良かった。結局、優勝候補ではなかったノルウェーにああいう試合をやられる。しかも圧倒的に支配されてね。今のブラジルがどれくらいのレベルの代表なのか、あらためて分かったかなと思います」と辛口で切り捨てた。