柔道、レスリングなどの世界選手権代表が所属するALSOKは18日、東京都内で壮行会を開き、柔道女子78キロ級で2連覇を狙う梅木真美は「準備は順調にできている」と自信をのぞかせた。昨年のリオデジャネイロ五輪は初戦で敗退し、不完全燃焼だっただけに「攻める柔道を出し切る」と期する思いを口にした。

 柔道は8月28日にブダペストで開幕。2020年東京五輪の新種目に決まった混合団体に出場する男子の中矢力は「世界一になれるよう貢献したい」と気合を入れた。

 8月21日にパリで開幕するレスリングは男子フリースタイル74キロ級でリオ五輪代表の高谷惣亮が「金メダルを取って、東京五輪につなげたい」と意気込み、同57キロ級で3度目の出場となる高橋侑希が「優勝を目指す」と力を込めた。