女子テニスの元世界ランキング1位で37歳のマルチナ・ヒンギス(スイス)が26日、シンガポールで開催中のWTAファイナルを最後に現役引退することを表明した。

 自身のフェイスブックに「引退する時が来た。この素晴らしいスポーツを長年プレーする機会を得られて、本当に幸運だと感じている」とつづった。

 1994年にプロ転向し、2度の引退と復帰を経たヒンギスは四大大会のシングルスで5度、ダブルスで13度、混合ダブルスで7度の優勝を誇る。2016年のリオデジャネイロ五輪はダブルスで銀メダルを獲得した。