全種目を通じて日本女子初のメダル獲得に、あと1歩まで迫った。高木裕美、森ひかる、岸彩乃(以上金沢学院大ク)で臨み、3位英国との差はわずか0・515点。全員が中断なく演じきった達成感を味わいつつ、25歳の岸は「3人がちょっとずつ取りこぼしたのが、この結果につながった」と悔しさもにじませた。

 2番手でチームトップの54・905点を出した森と、トップバッターの重圧をはねのけた高木はともに石川・金沢学院高3年の初代表で、今後の成長が楽しみだ。森は「個人戦とは違って緊張感がすごかった。これを今後に生かしたい」と誓った。