今月23日の全日本ジュニア選手権を制したばかりの18歳、本田ルーカス剛史(木下アカデミー)が銅メダルを手にした。

ショートプログラム(SP)3位で臨んだフリーは、映画「007」の主人公ジェームズ・ボンドになりきるプログラム。輝くジャケットを身にまとい、前半のジャンプにミスは出たが、後半は3回転ルッツ-3回転トーループなどで巻き返し、表彰台を射とめた。

-演技を終えて

本田 昨日も3位で終われたのもびっくり。(演技が)終わって1位なら表彰台は分かっていたんですが、そこまで良い演技ではなかったので、1位で終わった時点でびっくりしました。

-2日間を終えて

本田 3位になれたのは1つ自信になりましたし、ショートをよくできて、良かったなと思うんですけど、今日はあまり順位は気にせずにこの会場を味わって、この試合をかみしめて滑ることを心がけていたので、本当に楽しめた。

-今後、4回転は

本田 4回転の今後? もちろん跳べたらプログラムにも組み込みたい。まだトリプルアクセルの成功率、自分の自信だったりは3回転ルッツと比べて足りない部分。克服できるように。トリプルアクセルまではノーミスできる状態にして、4回転を組み込んでいきたい。トーループが一番形にはなっているかなと思います。