アメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第75回ライスボウル(22年1月3日、東京ドーム、日刊スポーツ新聞社後援)に出場する富士通が30日、川崎市のチームクラブハウスで合同取材に応じ、2年ぶり6度目の優勝に向けて山本洋ヘッドコーチ、WR松井理己(24)らが決意を表明した。
昨季までの社会人王者-学生王者の対戦から、社会人同士による日本一決定戦に変わって初めての開催。出場8回目で6年ぶり5度目の優勝を狙うパナソニックと対戦する。これまで出場した5回で全て優勝している富士通には、ライスボウル無敗記録更新が期待される。過去の社会人決勝での対戦成績はパナソニックの2勝1敗。11月13日のリーグ戦ではパナソニックが26-20で勝利しているが、実力伯仲で今回も接戦と見られる。
山本HCは11月の結果について「オフェンスでスリー・アンド・アウト(=ファーストダウン獲得なしで攻撃終了)になった。また、FGが決められず、パントブロックもされた」と敗戦の理由を挙げた。雪辱がかかるのは4日後の大舞台。同HCは「我々のオフェンスラインと相手のディフェンスラインとの勝負になる」とする一方、期待する選手として、QB高木翼(29)の名を挙げた。「ずっと努力を続け、プレーヤーとして成長した。日本人QBを起用するオフェンスで周りの選手を生かし、パスを決めてくれる」と相手の外国人QBに負けない活躍を思い描いた。
12日のオービックとの準決勝、富士通は17-10で前回のライスボウル覇者を撃破した。高木から勝ち越しのTDパスをキャッチした松井は「富士通には良いレシーバーがたくさんいるから守りにくいと思うが、自分は勝負どころでTDにつなげられた」とタフだったゲームを振り返った。そして、最終目標の日本一に向け「パナソニックは強敵だが、DBと競り合って、勝ちきりたい」と気合を入れた。


