フィギュアスケートのペアで3月の世界選手権金メダルの三浦璃来(21)、木原龍一(30)組(木下グループ)が、「世界王者」として臨むシーズンを滑りだした。

拠点を置くカナダでの試合。新たに取り組むSPでは、並んでの3回転トーループ、スロー3回転ルッツで三浦が転倒する場面もあり59・13点で2位。難しい入り方のデススパイラルや、安定感ある動きの協調性などで持ち味は見せた。キスアンドクライでは悔しそうな表情を見せていた三浦は、ブルーノ・マルコット・コーチからの言葉にうなずきながら、表情を緩めた。

昨季は国際スケート連盟(ISU)の主要タイトルを1シーズンで全て制する「年間グランドスラム」を、日本勢として初めて達成した。SPの50点台は20年4大陸選手権以来、昨季は個人戦では5試合全て首位発進を決めており、2季ぶりの追う立場で15日(同16日)のフリーに向かう。