山本です。ジャパントラックカップ2日目に脇本雄太がまたやりました! 

男子ケイリンで2日連続優勝の脇本雄太。連日表彰台の中央に立ちました
男子ケイリンで2日連続優勝の脇本雄太。連日表彰台の中央に立ちました

 男子ケイリンで連続優勝! 前日に続き、7日も逃げ切り、文句なしの優勝です。決勝メンバーには、あのブフリもいましたが「100%以上の力が出せた。一番強いブフリより先に動けた」と会心のレースを振り返っていました。

 2日目はトラック中距離部門に注目してみます。ケイリンやスプリントと違い、覚えるのが難しい種目が多いですが簡単、かつ見ていて面白いのは、エリミネイションではないでしょうか。何周も繰り返す中で最後尾でゴールした人から1人ずつ脱落していき、最後に残った2人のスプリント勝負で1位を決めます。序盤の大人数での走りは、250バンクだと迫力満点です。

エリミネイションの序盤。大勢が集団で走る様子は迫力満点です
エリミネイションの序盤。大勢が集団で走る様子は迫力満点です

 この中に113期としてまもなくデビューする橋本英也と小林泰正が参戦していました。橋本英也は、中長距離での競技実績は断然。小林泰正は、全プロ大会でのエリミネイションの鬼である、群馬の小林潤二の甥っ子です。小林は「先にデビューした同期はもう優勝している人もいる。やっぱり、ちゃんと練習している人は強いですね。デビューしてからが大事だと思うので頑張ります」と語っていました。地元前橋でのデビュー戦に注目です。

自転車競技マディソンの選手交代。鈴木奈央(左から3人目)が、上で待っていた中村妃智を反動をつけて送り出す
自転車競技マディソンの選手交代。鈴木奈央(左から3人目)が、上で待っていた中村妃智を反動をつけて送り出す

 マディソンも特徴あるレース。2人1組で走る競技。手を握って反動をつけて選手交代をしていきます。ここにはガールズケイリンの鈴木奈央が参戦していました。この日は残念ながら表彰台には届きませんでした。


 さて、今日7月7日は、私を含め、若手競輪記者みんなが慕っていた、本紙「逆転ブルース」でおなじみの棚町文弥記者が旅立たれてちょうど1年です。

4年前の暮れ、居酒屋にあったギターを手にする棚町さん。即興で「まる儲け♪まる儲け」歌っていました
4年前の暮れ、居酒屋にあったギターを手にする棚町さん。即興で「まる儲け♪まる儲け」歌っていました

 「競輪はいいな、楽しいな」と常日頃口にしていた棚町さん。「競輪はいいな、楽しいな」と思ってもらえる取材をしたい、と決意を新たにしています。

【山本幸史】