【12R:決勝・決断】

岩本俊介が番手戦から2回目のG3優勝を決める。準決は若い簗田一樹の前回りを主張し、気迫の先行で3着。決勝は簗田が3番手で折り合ったので、新鋭・松井宏佑を目標にできる。

岩本は「松井君の後ろで、しっかりと自分の仕事を」と意欲十分。呼吸ぴったりの南関トリオで先制パンチを決め、岩本が絶好の展開からチャンスをつかむとみた。

SS班の浅井康太、木暮安由は、ともに単騎の戦いとなる。南関の後位奪取から一撃を放つ作戦か。今節、力強いフットワークを見せている稲毛健太の浮上にも警戒したい。