一般道ならスピード違反!? 脇本雄太(31=福井)が12R日競選理事長杯を異次元スピードで逃げ切った。

赤板から先頭に躍り出た1周タイムが18秒3、新田祐大とのたたき合いを封じたラスト1周も18秒3でまとめており、時速65・9キロで丸2周を押し切った計算だ。

同じナショナルチームの松井宏佑や新山響平ですら「何、この時計」と目を丸くしたが、脇本はタイム見ても「まあまあやね」と一笑に付した。前橋バンクの最高上がりタイムは14年に中川誠一郎がマークした8秒8。今シリーズでの記録更新も期待できそうだ。