準決12Rの清水裕友(25=山口)は、脇本雄太の番手飛び付きに失敗。4番手に入ったが、そのまま動けず4着に終わった。

「負けたことではなく、仕掛けられなかったことが悔しい」。レース直後は鬼気迫る表情で引き揚げてくると、廊下に座り込んで人目もはばからずに悔し涙を流した。

落ち着きを取り戻してからは「グランプリでリベンジします」と力強く宣言。しかし、これで寛仁親王牌が終わったわけではない。最終日の特秀10Rをしっかり勝って、決勝を走る盟友の松浦悠士にエールを送る。