平原康多(35=埼玉)が、新春G3を制した。G3優勝は昨年の大宮以来通算17度目。2着は大外強襲の金子貴志、芦沢大輔は3着だった。

 挑戦者小川真太郎の先行を一蹴した。鮮やかに4番手を奪うと、最終2角からスパート。小倉竜二のブロックをよけ切った時点で、決着はついた。「だいぶかかっていてまくり追い込みでも、と思うくらい苦しかった。でも、それで浅井に抜かれるくらいなら…」。18年初戦、力勝負に徹して強さを誇示した。

 「グランプリ(GP)に向けてやってきたことが今回出ちゃったのかな」の言葉に年末の悔しさがにじむ。「今のところは(賞金ランク)1位なので」と笑わせた平原。目指すは年末静岡での頂点戴冠だ。今年も輪界はこの男を中心に回っていく。【山本幸史】